2016年8月11日
実は前々から気になっていたVRパノラマ撮影。ブログにも360度パノラマ画像を掲載した事はあるのですが、これからの時代はVRパノラマ撮影だろうと… スマホのアプリで撮影するのも一つなのですが、解像度や画質を考えると少し本格的にやってみたい。。
Googleストリートビューのインドアビューの撮影や店舗のホームページ作成などで需要も予想されるし技術習得をしたい。という訳で一番簡単なものから初めてみます。動画撮影は敷居が高い(予算)のでまずは手持ちのカメラで静止画作成してみます。
レンズは、基本的にはフィッシュアイレンズを使いますが今回はSIGMA 8mm F3.5 EX DG Fisheyeを使います。フルサイズでもAPS-Cでも使えますが撮影機材の軽量化の為、カメラはEOS M2と組み合わせます。
パノラマヘッドは TOM SHOT 360 を使用しています。今回の組み合わせ機材では90°毎に4枚の画像を撮影するのですが、撮影の際に「ノーダルポイント」という「レンズの中で光が一点に交わる点」を中心に回転させる必要があります。
VR画像を作成する際に複数の画像をつなぎ合わせる「ステッチ」という作業がありますが上記がうまく出来ていないと画像のズレや修正などが大変になります。
TOM SHOT 360は指定のレンズとの組み合わせでこのノーダルポイントでレンズを回転させてくれる便利な機材です。
早速、信州国際音楽村に撮影に行ってきました。
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初めてなので露出はマニュアルですべて固定します。ホワイトバランスも太陽光に固定。
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三脚の部分の処理は今回は初めてなので画像処理でごまかしていますが、今後色々やってみるしか無いですね〜
屋外で好天の時に360度を撮影すると暗い方に露出を合わせるのでどうしても太陽側の空や景色の反射が白とびしてしまいます。HDRをうまく使うしかないようなのですが、ここはこれからの課題です。
専用のソフトを使うと思ったより簡単にVRパノラマが作れるのにちょっと感動。面白いぞ〜
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