MacPro Early2009 のCPU換装

2016年5月8日

ゴールデンウィーク後半は完全にPCお宅モードです。MacProの2012モデルまでは感覚的には自作機です。今回はCPU換装にチャレンジ♪

MacPro Early 2009の2CPUタイプのCPU交換には多少のハードルがあります。

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先日既に本体の5.1化は行ってあるのであとはCPUの選定。
MacPro 2009-2012の2CPUモデルに6コアのCPUを載せる場合は、Westmere-EP世代のXeonが搭載可能です。メーカーのCTOモデルで最速CPUは、X5675(6コア、3.06GHz)ですがこの世代の最強CPUは、X5690(6コア、3.46GHz)です。
少し心配なのは、TDPがX5690は130W(X5675は95W、今まで装着されていたX5640は80W)と電源に負担が増加してしまう事ですが、中途半端にアップグレードするなら最初から全力でという事でX5690をチョイスします。
CPUはコンピューターのおっとさんで中古品を購入。ヤフオクと比べると安価なので今はやりの詐○サイトではないかと心配しましたが、大丈夫でした♪

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そして最大の悩みは、MacPro 2009特有のCPUにヒートスプレッダが付いていない特殊仕様という事…(デュアルCPUモデルのみ。シングルCPUモデルは普通にポン付で交換可能です。ただし6コアCPUつける場合はファームのアップデートは必須です。)
殻割りをする方法、そのままつける方法の二種類があります。

参考にしたBlog
ひーちーのつぶやき
前向きにいきてへな(アメ版)
退役フォトグラファー"mays"のオフィシャルブログ
がんばるほどに実を結ぶ青春を。(別館)

上記等にて下調べの結果、CPU破壊の可能性が低いヒートスプレッダを外さない方法にする事にします。今回CPU以外に用意したのは

CPUグリス MX-4(定番ですな…)
親和産業熱伝導用シリコンシート3mm厚

六角レンチは車いじりようの工具にロングタイプが入っていたのでこれでOK。
自作機を何度か作っている方ならまず何も問題無く作業は進みます。CPUの高さが2-3mm高くなるのでCPUファンのストッパーを爪切りでカット。
VRM回路を冷却する熱伝導シートは最初にヒートシンクについているものを綺麗に剥がして上記3mmのものを下に敷きその上に、最初の熱伝導シートを再利用しました。
グリスも今回は多少の不安もあるので通常より少しだけ多めに塗布します。(万が一、水平に密着しきれなかった場合にグリスでごまかす作戦です。非導電性のグリス使用であれば万が一基板上に落ちても安心です。)

上記各ブログを見るとヒートスプレッダをつけたままCPU交換する場合にはネジの締め付けでかなり皆さん苦労している様子。起動しなかったりメモリを認識しなかったりと色々ある模様。
正直かなりビビりながら作業しましたが、一発で問題無く起動。メモリもすべて認識しています。
(恐らく車やバイクのエンジンを組み立てられる人ならまず問題無いような気がします。加減と4本のバランスが大事です。グリスにもだいぶ助けられてるような気もしますが…)

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メモリもPRAMクリアを行った後に1333MHz駆動を確認。
お約束のベンチマーク。

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スコア的には今までのX5640の2倍。これならしばらくは現役で頑張ってくれそうです。
その後、タイムラプスのエンコードを行ってみましたが特に熱暴走する事も無く問題無さそうで一安心。

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MacMiniの頃からお世話になっているMacs Fan Controlは必須です。純正の制御はインテークとエギゾーストがかなり鈍いので高温になりやすいCPUAのダイ温度で制御しています。

ご老体にむち打ってるので予備の電源が欲しいなぁ〜

まだまだ最強への道は続きます
MacProで5Kディスプレイ
MacProでRadeonFE導入
→MacProでNVMeSSD導入

4 Comments

  1. 風間有吾 より:

    無事にw3690に交換できました!
    情報ありがとうございました。

  2. JUN より:

    はじめまして、MacPro CPU換装でたどり着きました、JUNと申します。
    現在、MacPro Mid2012 MD771J/Aを使用しております。
    こちらのサイトの情報が大変参考になりました。
    一つ質問なのですが、いわゆる殻割りの作業は当方所有の筐体でも必要なのでしょうか?
    ご教授頂けますと幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • tomohiro より:

      殻割りは「2009モデル」特有の作業となります。2010以降のモデルは普通にCPU交換のみで対応可能です。(一応ヒートシンク外して確認してみて下さい。2009年モデルのデュアルCPUモデル以外はヒートスプレッダー付が標準となります。また2009年モデル以外はファームウェアのアップデートも不要です。)
      2012モデルであればCPUグリスのみあれば交換は可能です。ファンのコネクターなど含め加工の必要は無くポン付けで交換可能です。

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