タイムラプス撮影でのゴールデンアワーの違和感

2016年8月1日

この週末は久々に富士山へ行ってました。(登る訳ではありません)
この時期五合目に向かう道路はマイカー規制があるのは理解していたのですが、てっきり太平洋側の表富士宮口は通れると思っていました。しかし現地に行ってここもマイカー規制で入れない事をしりガッカリ。

気を取り直して御殿場口に向かいます。ここは特に規制がないのですが標高が1,500m程度と他の五合目より低くロケーションも余り良くありません。

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数枚写真を撮ったのみで、今度は山中湖畔に移動してみたものの霧で何にも見えません。
湖畔近くの撮影ポイントとなるパノラマ台へ行って見るも駐車場どころかそこら辺が路駐状態でとても撮影出来るような状態ではなく、今日はダメなんだなと諦めてとっとと帰りました。
しかも風邪が悪化するというおまけ付き(涙)

さてここからが本題なのですが、前々から気になっていた問題なのですが、ゴールデンアワーを挟んだタイムラプス撮影を行う場合は刻々と変化する明るさに追従する為に、基本的にはカメラ設定は絞り優先モードを使用するのですがどうも現在使用しているEOS Mでの追従の癖が気に入らない。。

徐々に暗くなってくる所では粘るのに突然光を強調して空も明るくなってしまう…
完全な暗闇のある山の中などでの撮影はまだいいのですが、都会の夜景などをタイムラプスで撮るとどうしても違和感が出てしまいます。
7-14f4
そこでもう一台、電子シャッター搭載という事でタイムラプスにいいかなと思っていたものの広角レンズを持っていなかった為に出番の少なかったDMC-G5用に「7-14mm F4.0 G VARIO ASPH」を購入しました。
フルサイズ換算で 14-28mm となり、EOS M用の11-22mm(フルサイズ換算17-35mm)と比べてもかなり広角になります。

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早速千曲公園に行って試してきました。今回は夕日の時間でしたが街の灯りを主に撮りたいので太陽に背を向けて撮影してみます。

撮影した動画を比較出来るよう一部重ねて見ました。
全体の大枠はDMC-G5(LUMIX)で撮影したもの。画面の中心部左側の部分がEOS Mで撮影したものです。

段々と暗くなってくるのに合わせて、LUMIXで撮影したものの方が最初に街の光が写り始めます。少し遅れてEOS Mも光が徐々に強くなってくるもののある程度暗くなった所から、一気にEOS M側が明るくなってしまうという状態。

実際の見た目の感じ(暗さ)はLUMIXの方が正確です。これはあくまでもメーカーの特性差なんだと思うのですがタイムラプスを撮影する上ではあきらかにEOS MよりもLUMIXの方が適している(自然に見える)という事が今回の検証でわかりました。(感じていた違和感は間違いないものでした…)

昼間や夜間で明るさがある程度固定された状態であれば、マニュアルモードでも問題ないのですがゴールデンアワーでのタイムラプスに関して、今後はDMC-G5での撮影を主にしようと思います。

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タイムラプス撮影中はやる事が無いのでひたすら無駄にパチパチやってます。

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マクロレンズ忘れてしまって望遠で狙ってみます。。

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何か気になった岩。特に意味はありません…

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滑り台に登ってみたり。。

最近ポケモンGOがはやってるとの事なので少しは誰か来るかな〜と思ったけど全く誰も来なくて寂しい公園でした…
今度は山の中でDMC-G5の電子シャッターで撮影できる最大1秒で夜景がどういう感じになるかテストしてみたい…

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