2016年11月6日
愛車は故障中ですが、夜空を見上げると雲一つ無い星空。
前回は時間が遅かったのと装備が簡単だったので単撮影しか出来ませんでしたがリュックも新調したので、今回は5D+魚眼、6D+広角の組み合わせにレンズ曇り止め用のレンズヒーターやらバッテリーやら扇風機やらフル装備していきます。
麦草峠を越えていくと何か今日は天体観測してる人が多い。やっぱり週末は人が沢山来てるんだな〜なんて思いながら駐車場に着くともう氷点下。駐車場で天体観測してる人も結構います。
今日は人が沢山いてダメかな〜なんて思いながらトボトボ白駒池まで登っていくと前回撮影した波止場には誰も居ないし湖畔にも人の気配は無い。。
ただ波止場も霜が降りていて滑りやすく注意が必要。こんな所で入水したら間違い無くあちらの世界に逝ってしまいます。。
慎重に三脚と2台設置用のプレート(前回ショボいプレート使ったらしなって両方のカメラが斜めになってしまったので今回は頑丈なの…)に魚眼用には更にギア雲台をもう1台噛ませます。
そしてここで広角用の「ソフトフィルター忘れた」…(涙)仕方ないのであるもので撮影準備。
5D+魚眼だとこんな感じ。
6D+広角だとこんな感じ。
それぞれ30秒露出なので5秒ほどあけて35秒間隔で撮影します。このペースだと1時間で約100枚。できれば600枚位あると楽だけど22時半から撮影開始なので頑張って4時までかな。
一応、暖か繊維の肌着とステテコ、防寒つなぎ2枚重ねに防寒目出し帽、更に帽子、手袋って装備で直接地面に座らないで済むよう小さなキャンプチェア。と完全武装ですがやっぱり徐々に寒さが身に染みてきます。
結局身体が限界を迎え、予定より僅かに早い3時半で撮影終了。撤収となりました。
さすがに5時間は辛かった。しかも携帯の電波が届かない場所なので暇つぶしも出来なかったし…
高地に登ると頻繁に流れ星を見るので当日も余り気にしていませんでしたが、当日はおうし座流星群のピークが近づいていたみたいです。それであんなに天体マニアが居たんだな〜
後から写真を見返してみましたがこれが一番大きく写っていた流星の写真でした。(魚眼)Twitterのタイムラインを見ていたらスゲー流星の動画がリツイートされてた。。あんな凄いの見たかったな。。
ここ数回星景のタイムラプスを動画にしてみて気が付いたのですが、30秒露出で星を多く写す場合は15-30の広角レンズだと歪曲収差がレンズ補正だけだと完璧には補正出来ない(いや、出来るけど動画にしてからまた補正の繰り返しで面倒臭い)ので画面の端だけ星が早く流れるような動画になってしまいかなり見にくい動画になります。この場合は中央の収差の少ない部分で4Kサイズを切り取るなど工夫が必要ですが、それだと広角の意味が無いし…
その点魚眼レンズは更に情報量を押し込む事が出来るのと思ったより湾曲が気にならないという事もあり星景タイムラプスは今後は魚眼一択かなぁと…
魚眼はレンズ前面にフィルターを着ける事は出来ませんが、レンズ装着面にゼラチンフィルターホルダーがあるのでここにLEEのソフトフィルターをホルダーサイズにカットして取り付ける事にします。
麦草峠はもうすぐ冬季通行止めになってしまうので、通年登ることが出来る美ヶ原で次はテストしてみよう。
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