050plusをIP電話アダプタを使って固定電話化

2016年1月8日

仕事の都合で、新しい電話番号が必要になり下4桁の希望番号が選べる050plusを契約しました。

昔と違って最初の接続時に「050プラスでおつなぎします」メッセージも無くなったし月額も安価で通話料も固定電話並。もちろん番号通知も問題ない。
引っ越しをしようが極端な話、海外だろうがインターネットが使えればどこでも日本国内と同様に使えます。

価格・安定感ともにオススメなVOIP業者なのですが、やっぱり仕事で使うとなるとスマホやPCのクライアントアプリだと着信の安定性とネットワークや機器によって遅延などもあるので、市販のVOIPアダプタHT-702を購入してみました。

2017年12月17日追記
現在は既に新機種の、HT802HT812になっているようです。当ページを参考にしていただいた方からの動作情報も届いております。

こいつの設定が意外にはまったので備忘録(笑)
ちなみに設定の際に参考にさせていただいたのは下記サイトです。
自己満備忘録
「050plus」のSIP情報取得~固定電話として使うまで
「FUSION IP-Phone SMART」や「ブラステル(050)」を固定電話として使う

2ページに分かれているのと何故かProxyを設定すると正常にレジストされなかったので改めてまとめて書いてみます。

まずはHT-702を家庭内のネットワークに接続。うちの場合は少しIPアドレスの番号が一般的な家庭内LAN(192.168.000.***)とは違うのでDHCPではIPアドレスが割り振られていない。

英語取扱説明書PDF

こいつは接続した電話機からPUSH操作で本体の設定が可能。上記PDFの19~20ページにコマンドの説明があります。

まずは電話機をオンフックにでもして「***」を押す。
その後「03」を押すと現在のIPアドレスが英語でアナウンスされますので、DHCPで正常にアドレスが割り振られていればこのIPアドレスにネットワーク内のPCからブラウザアクセスすれば管理画面にたどり着けます。
残念ながら自分の場合はIPが「0.0.0.0」で正常に取得出来ていない状態でした。

この場合は自分ですべて設定した方がてっとり速いのでメニューから「01」を押すと現在のIP割り振りモードが英語で案内されるので「9」を押しながら「Static IP Mode」に設定。
その後「02」で固定IP設定(現在のIPアドレス案内後、ダイヤルボタンで入力します。例えば192.168.000.2の場合は「192168000002」というふうにすべて3桁にして入力。

同様に「03」でサブネットマスク、「04」でゲートウェイ、「05」でDNSサーバーをそれぞれ設定。
最後に「99」でリセットメニューから「9」を押してリブート

これでようやく自分の場合はネットワークに無事に配置出来てIPアドレスで管理画面にアクセス出来る用になりました。

ht702-01

初期パスワードは「admin」です。

ht702-02

管理画面はこんな感じです。
初期設定については上記参考ブログの通りです。

BASIC SETTINGS
→ Time Zone「GTM +09:00~」を選択
このページでIPアドレスの設定なども出来ます。設定後「Apply」
場合によっては再起動する場合もあります。

ADVANCED SETTINGS
→ NTP Server「 ntp.jst.mfeed.ad.jp 」を入力
このページではダイアルトーンなどの音も変更出来ます。日本の電話っぽくしたい場合はネットなどの情報を参考にして変更して下さい。

その後にアカウントの設定を行いますが050plusの場合は専用のクライアントを使う前提なのでsipアカウント情報を自分で入手する必要がます。
上記参考にさせていただいたページに情報入手用のフォームがあるのでこちらから入手して下さい。

ポート1に設定する場合
FXS PORT1
→ Account active 「Yes」を選択
→ Primary SIP Server 「上記フォームで取得した<tranGwAd>と</tranGwAd>の間に書かれたアドレス」を入力
→ SIP Transport 「TLS」を選択
→ NAT Traversal 「Keep-Alive」を選択
→ SIP User ID 「<nicNm></nicNm>の間に書かれている内容」を入力
→ Authenticate ID 「<sipID></sipID>の間に書かれている内容」を入力
→ Authentricate Password 「<sipPwd></sipPwd>の間に書かれている内容」を入力
→ Register Expiration 「1」を入力
→ SLIC Setting 「JAPAN CO」を選択
→ Caller ID Scheme 「NTT Japan」を選択
→ Gain TX  「+2dB」を選択

2018年10月22日追記
HT802(HT812については設定があるか未確認です)においては下記変更が必要との情報をいただきました。
SIP URI Scheme When Using TLS: sip ← 元々は sips

最後に「Apply」で完了。少ししてステータス画面の「Registration」の項目が「Registered」いなっていればあとは通話テストしてみましょう。
自分の場合は参考にしたブログの「Outbound Proxy」を入力すると何故か正常にレジスト出来ず中々うまくいきませんでした。
人それぞれネットワークの環境は違うのでこれで必ずうまくいくという事ではありませんが、今のところ正常に使えています。
お使いの環境によってはNAT越えの設定などもルーターで行わないといけないかもしれません。そこら辺はこれを使ってみようという方であれば何とかなると思いますので…

着信時のナンバーディスプレイもバッチリ。
ただ050プラスの場合、一番最後にログイン(起動)したSIPクライアントでしか着信が出来ないという仕様があるので、この点は要注意。
使用した純正SIPクライアントを停止後にHT-702の再起動を忘れずに。

今回は2ポートタイプのHT-702を使用しましたが、同社のラインナップには、1ポートタイプのHT-701、4ポートタイプのHT-704なんてのもあります。

うちもそうなのですが、NTTのルーターから離れた部屋でも同じネットワーク内であれば、今回のような050系のIPフォンから普通のひかり電話にも繋げるので、子機を増やす際にLAN以外の配線を増やさないですむので便利ですよ~
他にもFusion IP-Phone SMARTブラステルも使えるようですが、前者は基本料が無い代わりに通話料がちょっと高い。プラステルは通話料も安く基本料が無いけどチャージ式ってのが気になり今回は050plusとなりました。

6 Comments

  1. Name * より:

    @NIFTYのIP電話でも使える?

    • tomohiro より:

      @niftyフォンってのでしょうか?
      残念ながら当方は環境が無いので何とも言えません。SIPサーバーがわかってユーザー名とパスワードが存在するという状態であれば可能性はあると思いますが、コーデックなど詳細は実際に試してみないと何ともいえません。
      お役に立てずすいません。。

  2. SIP時代 より:

    HT812とsmart talk で無事に接続できました。ところで質問なのですが、当方ヨーロッパで使うつもりです。その為、時刻などはヨーロッパに設定した方が良いでしょうか?またその際の時刻合わせのURLも他のものの方が良いと思いますか?そのそのなぜ時刻やタイムゾーンの設定があるのかわかってません…もしよろしければお教えください!

    • tomohiro より:

      自分もこのタイムゾーンは何故必要なのか分かっていません。
      これは現地に行って、両方を試しながら不具合の無い方で使うというのがベストかもしれません。(良い回答になっておらずすいません。)
      ただデフォルト設定では、「Allow DHCP server to set Time Zone」が「Yes」に(HT712の場合)なっていると思いますので余り気にせずそのまま使用すれば大丈夫のような気もします。何か現地に持って行っておかしい場合はいじってみるのもいいかもしれません。

  3. 杏子の木 より:

    HT802で050plusを使うため、参考にさせていただきました。
    ありがとうございます。
    なお、本機の場合、下記の項目を「sips」から「sip」に変更したらレジストできました。

    SIP URI Scheme When Using TLS: sip ← sips
    Software Version:Program — 1.0.9.3

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